今回借りた車です。
実は予約はフィアット・パンダでしてありました。
でもパンダが出払っていたのか一回り大きいこの車になりました。
これはスタートからかなりラッキーな出来事でした。
なぜなら予約する際にパンダにするか一回り大きいプントにするかで相当悩んだからです。
パンダを選ぶ理由はもちろんレンタル料が安いからです。
以前にもパンダは借りて長距離を走ったことがあります。
町中はもちろん高速道路での安定性もまずまずで、とてもいい車でした。
ただワインディングロードでは足回りが弱いのか、イマイチスピードを出せないのですよ。
今回は山道をけっこう走る予定なのでパンダじゃちょっときついかな〜
で、プントにしようと思ったのですが、1日だけならそれほど違わないのですが、1週間借りっ放しともなると料金が数万円違ってきちゃうんですよね〜
その数万円でおいしいワインでも飲んだほうがいいや・・・ということでパンダにしたのですが。
パンダの料金でプントクラスのクリオになったのですからラッキーですよ。
もう一つうれしかったのは、これが最新ディーゼルだったからです。
日本では『ディーゼルは汚い・重い・うるさい』というイメージが定着してすっかりディーゼル乗用車なんてなくなってしまいましたが、イタリア(というかヨーロッパ)では乗用車の半数以上がディーゼルです。
燃料が日本よりはるかに高い国ですから、最初は経済性で売れていたのでしょうが、コモンレールディーゼルの出現により最近では性能でガソリンエンジンよりディーゼルを選ぶ人が多いのですよ。
その証拠にちょっと前に『フィアット・スティーロ・ミハエル・シューマッハーバージョン』なんてのがありましたが、これもディーゼル搭載車。
今やアルファ・ロメオだってメインはディーゼルなんですよ。
噂の最新ディーゼルやいかに!
速いです。
町中でのスタートダッシュはもちろん、1速まで落とすようなタイトターンが続くワインディングロードでも、コーナー出口でアクセルをがばっと踏んでやればヌヌヌ!っと加速する力は明らかに同クラスのガソリンエンジン車よりも上です。
性能がよくてその上燃費もいいのですから人気になるのも当然ですね。
ガソリンエンジンを選ぶ理由ってなんでしょう。排ガスについては最近のディーゼルはかなりきれいなようなので、あとは『フィール』でしょうか。高回転までビューンと回る気持ち良さというのは確かにディーゼルエンジンでは味わえませんから・・・
『ディーゼル乗用車』と聞いて白い営業車を思い浮かべたアナタ!古い古い古い!!
真面目に次回くるま買うとしたらディーゼルがいいなあ、なんて考えています。
あ、日本じゃほとんど売ってないんでしたね!