お酒は好きです。
飲み会も好きです。
でもちょっと困ってしまうのが、
酒を飲む量を自慢する人。
よくいるでしょう。
「今まで酒の量で負けたことないですよ!」
「ウイスキー1本くらいはすぐ空いちゃいますよ!」
「ビールなんて弱すぎて酒のうちに入らないねえ!」
なんて言ってる人。
ああそうですか。で?
お酒が飲める量って単に体質によるものじゃないですか。
人よりいびきが大きい、とか、人より体脂肪が多い、とか、人より足が臭いとか・・・そういうのと変わらない話題ですよね。
でもこういう人達って
「いやあ、お強いんですねえ」
なんて言ってあげるととても喜ぶんですよね。
これはお酒を多く飲めるのが男らしい、たくましいのと勘違いしているからなのですが、それはお酒を飲める人のことを「お酒に強い」と言うからなんですね。
「強い」という言葉は、肉体的に強いのはもちろん、「計算に強い」とか「経済問題に強い」などのようにほとんどポジティブに使われています。
それを「お酒」に使ってしまったので、「酒に強い」ことがポジティブなこと、自慢できること、という勘違いにつながったのだと私は考えます。
まあ他人がどれだけ飲もうと私が知ったことでは無いのですが、「大酒飲み自慢」って聞いてもつまらないし、ほとんどの場合酔っぱらってわけわからない状態になってたりするので周りが気持ちよく飲めないんですよね。
で、酒を多く飲める人のことをこう言ってみてはどうかと思いました。
酒にニブい。
お酒が飲めない人というのはアルコールに敏感なわけですから、飲める人は逆ということで・・・
これが広まれば大酒飲み自慢を聞かなくてすむようになるか?!