近所に新大塚公園という公園があります。
小さな野球のグラウンド、児童遊園などがあり、なにより桜の名所になっています。
この公園が無くなってしまうということで、地元では反対運動が起きています。
先日TBSの「噂の東京チャンネル」でも大きくとりあげられました。
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文京区は少子化で、しかも数年前から区立中学校でも自分の行きたい所を選べるようになり、人気のない中学校はほとんど生徒がいないようになってしまいました。
そんな中学を2校統合して新大塚公園の場所に新しい学校を作るのだそうです。
二つの中学の校舎と公園を潰して、新たな校舎と中学跡地に公園を作るというなんとも無駄に思える計画なものですから、余計に反対する人達のテンションが上がってしまうのです。
区の説明では今ある校舎では2校分の生徒を収めきれないなどの説明をしているようですが、「それでは説明不足!」という人がテレビに写っていましたね。
しかし私はなじみのある公園なので今回の件については非常に残念に思いますが、もう少し客観的に見たらどうなのでしょう。
計画に反対する理由が「昔から地元住民に親しまれているから」ではやはり説明不足のような気がします。
反対するのならどうしても公園を潰してはいけない理由をもっと具体的にしなければいけないでしょう。
今のままでは単なる感情論に思えますよ。
新しい物を作るには時として古い物をぶっ壊さないといけないことがあります。
感情に流されているだけでは世の中進歩しないんですよね。
(今回の計画に賛成しているというわけではありませんよ。念のため。)