油粘土は水に浮くと思う?沈むと思う?
大人だったら沈むと答えるのでしょうけど、子供は「油は水に浮く」という知識から、「浮く」と答える子も少なくありません。
ま、ここではその知識があるのは重要ではありません。
実際にやってみますから。
油粘土の塊を水に入れれば、沈みます。
「油粘土は水に沈む」
というのが普通の認識でオッケーです。
じゃあ鉄は水に浮く?沈む?
ほとんどの子は「沈む」と答えます。
でも大きな船は鉄でできてるよね?
油粘土だって船みたいな形にすれば浮くんだよ。
じゃあ油粘土を浮かせてみよう!
というのが今日のレッスン。
なぜこのような理科の実験みたいなことをするのかと言えば、空気の力で浮かせるという知識を得ることと、「強度」を指の感覚でわかってもらいたかったからです。
船みたいな形をそれぞれ自由に作らせて、水に入れるとほとんど沈みます。
粘土を薄くのばしていっぱい空気が入るような形にすればいいのですが、壊れないように薄く作るのは難しい。
がんばって穴が開かない程度に薄く作ってなんとか水に浮かぶと見学していた親御さんから拍手が(笑)
プロダクトデザインでは「強度」の感覚って大事なんですよね。
いかにカッコよくても壊れちゃったらやり直し。
というわけでアートじゃなくてデザインでしょ?
今日もみんな楽しんでくれました。。。
注!油粘土は本来水に入れる物ではありません。水に入れると使えなくなることがありますので絶対にマネしないでください。
ーーーこどもデザイン教室りねあーーー東京文京区小石川教室&小日向教室・「アートではなくデザイン」がコンセプト。お絵描き好きだから習わせてみたいけど、芸術家になったって食べていけないし・・・いえ、デザインの勉強は必ず役に立ちます!。詳しくはホームページをご覧下さい。
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