ここ数日イタリアネタで盛り上がってますね〜
まあいい話題じゃないですけど。
ベルルスコーニ首相が辞意を表明したとのこと。
今回辞める原因になったことではないのですが、日本では彼のスキャンダルがおもしろおかしく報道されているので、今までこんな人が首相だったことのほうが不思議に思えますよね。
イタリアでは人気があるから首相になるのでしょうし、実際イタリアで彼のスキャンダルについては日本ほどは大騒ぎされていないようです。
「イタリアの首相は女性関係で汚れまくっている」という日本での印象は、「放射能で日本中が汚染されている」というイタリアでの一般的な印象と同じで、報道を通しての知識は尾びれがついているのかもしれません。
さてベルルスコーニ首相、実は個人的に恨みがあります。
私がイタリアに行って修業先を探している時、首相は別の人でした。
運良く私はあるメーカーで1年間修行できることになったので、その滞在ビザを取得するために一度日本に帰りました。
イタリアに外国人が合法的に滞在する、特に仕事目的で滞在するのは非常に難しいことなのですが、この「修行」という名目だと「留学」に近い扱いとなり、比較的簡単にビザが発給される予定でした。
ここで相手がイタリア人。
ビザ申請のためには修行予定先からの証明書が必要なのですが、その紙一枚書いてもらうのに数ヶ月待たされました。
やっと書類が揃ったところでイタリア大使館に行ったところ、「最近法律が変わってこれだけじゃビザは申請できない」ということを言われたのです!
というのは書類を待っている数ヶ月の間に首相がベルルスコーニになり、外国人の入国に関して厳しい彼の影響でビザの申請もより難しく変更されていたのです!
どんな内容に変更になったかは忘れましたが「もうビザなんていらん!」とブチ切れるに十分な内容だったことは確かです。
というわけで私のイタリアでの修行計画はパー
ストロンツォベルルスコーニ!!!
彼が辞めると聞いてちょっとスッキリ。
なんて言ってる場合じゃないですね。
しっかりしろ!! イタリア!!!!
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