東京でもスーパーやコンビニではパンや牛乳などの食料品が売り切れ状態です。
地震の影響といえばそうですが、津波で品物が流されたからでも、パンの工場が壊れてしまったからでもなく、直接的な原因は一部の人による買い占めです。
海外のメディアが、日本では阪神大震災の時も強奪などがほとんどなかったと褒めてくれているそうですが、私の友人は「買い占めは結局お金を払って物を強奪していることだ」なんて言っていました。
ある意味同感。
結局買い占めに走れる人というのは、「時間のある人」「力のある人」「お金のある人」つまりいろんな意味で強い人。
車でスーパーに来て、予算の許す限り、持って帰れる限りの食料品を買っている方、一人暮らしのお年寄りが買い物袋で持って帰れるだけの少しの食料を買いにえっちらおっちら歩いてきて、でも全部売り切れ・・・って状況が想像できませんか?
もちろん買えるうちに少しでも備えを、という考えは十分理解できます。
でも事実上地震の被害のほとんどなかった東京で、首都東京で、揺れさえもなかった西のエリアと道路でつながっている場所で飢え死にする人が多数出るほどの食料不足が考えられますか?
海外のメディアが褒めるような国民であるために、もう少し冷静になりましょう。