久しぶりのジロディタリア観戦です。
今年はジロディタリア100周年だそうで、記念大会ということでスタートがヴェネツィア、ゴールがローマのコロッセオ前!だそうです。
いつもはミラノが最終日にゴールになるのですが、そういうこともあって昨日がミラノステージでした。
ジロにとってミラノは特別な街です。
主催社のla gazzetta dello sportoがあるのと、100年前の最初のレースはミラノスタートだったという歴史もあるのです。
だから記念レースだったら尚更ミラノゴールにした方がよかったのでは???
まあ国際映像のインパクトだったらローマに勝る街はないわけで・・・
ま、とにかくそのおかげで帰国する前にレースが見られたのはよかったとしましょう。(最終日まではミラノに居ないので。)
今年は最後まで見ないで家でテレビ観戦したんですけどね。
現場の迫力はもちろん魅力なのですが、よく知る街がどのようにテレビに映るのかというのも興味があったので。
ここで一つの出来事がありました。
序盤になぜか全選手が停まり、現在総合トップのダニーロ・ディ・ルーカ選手がマイクを持ちました。
100周年記念だから挨拶でもするのか?
と思いきや、
「こんな危険なコースでとてもレースなんかできない!」
というような内容の抗議だったのです!
(テレビではディ・ルーカが何と言ったのかはわからなかったのですが、その後アナウンサーと解説者がずっとその事について話していたのでなんとか理解できました。)
危険なコースというのは車線の分離帯やトラムの線路、あるいは駐車車両があるなんてことを言ってたかな?
私が自転車乗った時に感じた事とほとんど同じ!
この石畳のコースを160km走るのですから流石にトップ選手といえどもストレスなのでしょう。
その後レースは再開されて、しばらくゆっくりしたペースで走っていたのですが、終盤にはペースも上がり最後は素晴らしいゴール勝負になったのはファンにとっては幸いでした。
初めてミラノのレースをテレビで見ましたが、ヘリコプターから映されるミラノの街は他のどの都市、街よりも大きく、美しく見えました。
この選手達の抗議は来年以降のコースに影響を与えるのでしょうか。
ミラノ周回はやめてゴールだけ、なんてことになったら残念だなあ・・・
写真の順番が前後しますが、これはスタート前のイベントで、選手が台上で出走サインをします。
私は行くのが遅くてほとんどの有名選手は済んだあとでした・・・残念!
と思ったら遅れて超ビッグな選手が!
2階にランス・アームストロングがいるのがわかるかな?
アームストロング御存じない方は是非検索してみて下さい。
ちなみにアームストロング選手に関して個人的な印象は、トライアスロン出身ということで親近感がある一方、ツールドフランスで連勝中もジロディタリアには一切興味を示さなかったという点はイマイチでした。(歴史上の名選手インデュラインもイノーもメルクスも、ツールでもジロでも勝っている。)
今回ジロ出場で好感度アップ!
是非がんばってもらいたいものです。